
国立西洋美術館はフランス政府から寄贈返還された松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)を基礎に、西洋美術に関する作品を広く公衆の観覧に供する機関として、1959(昭和34)年6月に開館しました。以来、広く西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館として、展覧事業を中心に、西洋美術に関する作品および資料の収集、調査研究、保存修復、教育普及、出版物の刊行等を行っています。
展覧事業に関しては、本館(ル・コルビュジエ設計、1959年)・新館(前川國男設計、1979年)において、松方コレクションの作品および中世末期から20世紀初頭までの作品および寄贈・寄託作品を常設展として年間を通して開催しています。また、企画展専用の展示室として1997(平成9)年12月に竣工した企画展示館において欧米等の美術館からの借用作品による企画展を年3回程度開催し、西洋美術の紹介に力を注いでいます。さらに、2001(平成13)年4月からは国立美術館4館(当時)が一つの独立行政法人国立美術館に移行し、国立西洋美術館は独立行政法人国立美術館が設置する美術館の一つとなりました。また、2016(平成28)年7月に国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」が、世界遺産に登録されました。
写真提供:国立西洋美術館
所在地 | 東京都台東区上野公園7番7号 |
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開館時間 | 9:30~17:30 金曜・土曜 9:30~20:00 ※次の期間は 9:30~21:00 ・GW期間中の金・土・日・祝 ・7~9月を含む夏期展覧会の金・土 ・プレミアム・フライデー ※時間延長期間の詳細はHPを参照 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日の火曜日が休館 ※年末年始(12月28日~翌年1月1日) その他、臨時に開館・休館することがあります。 |
アクセス | ■JR上野駅 公園口出口 徒歩1分 ■京成電鉄 京成上野駅 徒歩7分 ■東京メトロ銀座線・日比谷線 上野駅 徒歩8分 |