
福島県立美術館は、すぐれた美術作品にふれることで人々の感受性が高まり、情操が養われ、憩いと喜びのなかに創造の手がかりが得られる場として、1984(昭和59)年7月に、隣接する福島県立図書館とともに設けられました。この目的のために、収蔵作品の充実をはかり、貴重な文化財である美術品の保存につとめ、継続的な調査研究にもとづく展示・普及事業を積極的に展開するとともに、美術に関するさまざまな情報を提供します。美術館は、福島市のシンボルであり、憩いの場として親しまれている信夫山のふもとにあります。福島駅からも近く、交通の便もよい場所にありながら、野鳥の声もきこえる静かで落ち着いた環境にあります。60,000平方メートルもの広大な敷地には、樹木や花々、広い芝生や日本庭園があり、散策や休息の場として親しまれています。美術館と図書館は、多面的な機能と豊富な情報にもとづく、さまざまなサービスを提供することによって、見る・聴く・語る・作る・考える空間として活用していただくことをめざしています。
福島県立美術館では、絵画、版画、彫刻、工芸など3,800点以上の美術品を収蔵しています。なかでも、20歳で歿した画家関根正二と同時代に活躍した画家たち、フランス印象派の絵画、ベン・シャーン、ワイエスら20世紀アメリカの絵画が大きな特色となっています。さらに、版画家・斎藤清の400点を超えるコレクション、現代の染織、陶芸などが知られています。これらの収蔵作品は、常設展示のなかで、展示替をしながら随時ご紹介しています。
(福島県立美術館ウェブサイトより)
所在地 | 福島県福島市森合字西養山1番地 |
---|---|
開館時間 | 9 : 30~17 : 00(最終入館は16 : 30まで) |
休館日 | 月曜日(祝祭日をのぞく) 祝祭日の翌日(土・日にあたる場合は開館) 年末年始(12月28日~1月4日) ※施設メンテナンスによる臨時休館は福島県立美術館公式サイトをご覧ください。 |
アクセス | ■ 福島交通飯坂線「美術館図書館前駅」徒歩2分 ■ JR「福島駅」から ・バス:9番バス乗り場より、福島交通ももりん2コース →「県立美術館入口」下車(徒歩3分) ・タクシー:5分 |