
DIC川村記念美術館は、DIC株式会社が関連企業とともに収集してきた美術品を公開する施設です。20世紀美術に主眼を置いた多彩なコレクション、作品にふさわしい空間づくりを目指した建築、四季折々の変化が楽しめる豊かな自然環境。これら「作品」「建築」「自然」の三要素が調和した美術館として、1990年5月、千葉県佐倉市の総合研究所敷地内にオープンしました。 設立者である川村勝巳(1905-1999)は、彫刻家・飯田善國らの助言を得て、未だ広く紹介されていなかった同時代作家の作品や、当時ヨーロッパで評価され始めたアメリカの現代絵画を早い時期に入手し、国内でまとめて見る機会が少なかった20世紀美術のコレクションを充実させました。
美術館の特長のひとつである約3万坪の庭園は、かつて里山であった名残を留め、なだらかな起伏が広がっています。園内の整備にあたっては在来植物を中心に景色に彩りを添える植栽をほどこし、野外彫刻を設置しました。美術館建設のはるか以前から自生する木々を擁する土地とそこに暮らす生き物たちを守りながら、四季を通じて気持ちよく散策できる環境を整えることで、自然と人が共生する場の維持に努めています。
(DIC川村記念美術館ウェブサイトより)
所在地 | 千葉県佐倉市坂戸631 |
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開館時間 | 9:30 – 17:00 ※入館は16:30まで |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日に休館 年末年始、メンテナンス期間の臨時休館 |
アクセス | ■ 京成「佐倉駅」・JR「佐倉駅」とDIC川村記念美術館を結ぶ無料送迎バスが運行しています。 (所要時間:京成「佐倉駅」から約30分、JR「佐倉駅」から約20分) ■ 東京駅八重洲北口「 京成バス 3番のりば」バス停から、 高速バスで「マイタウン・ダイレクトバス」で約60分。 ■ 東京駅からJR総武快速線エアポート成田で「佐倉駅」下車(約60分)、 南口のDIC川村記念美術館バス停より無料送迎バス (約20分) |