
石川県立歴史博物館の赤レンガ建物3棟は、かつて陸軍兵器庫、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていました。1986(昭和61)年、石川県立郷土資料館(金沢市広坂)が本多の森公園(金沢市出羽町)の赤レンガ建物3棟に移転し、石川県立歴史博物館として開館しました。博物館として再活用するにあたり、外観は創建当時の姿を忠実に復元し、内装は建物の文化財としての価値と展示設備との調和をはかりながら新装オープンしました。歴史的建造物の保存と博物館としての再利用が評価され、1990(平成2)年には国の重要文化財に指定され、翌年には日本建築学会賞も受賞しています。以来、石川の歴史・文化を守り伝える施設として、県民の生涯学習の場として、さまざまな活動を展開しています。石川県立歴史博物館には、約19万点余の所蔵品があり、考古・歴史・民俗に大きく分類しています。これらの所蔵品は文化財保護のため、展示替えしながら公開しています。
所在地 | 石川県金沢市出羽町3-1 |
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開館時間 | 9時~17時(ただし、展示室入室は16時30分まで) |
休館日 | 年末年始 資料の展示替え・整理の期間 |
アクセス | ■ 北鉄バス:JR「金沢駅」兼六園口(東口)から 7番のりば「出羽町」下車、徒歩約5分 6番のりば「広坂・21世紀美術館」下車、徒歩約8分 ■ 兼六園シャトル:JR「金沢駅」兼六園口(東口) 6番のりば「県立美術館・成巽閣」下車、徒歩約2分 ■ タクシー:JR「金沢駅」から10~15分 |