
土門拳記念館は一人の作家をテーマにした世界でも珍しい写真専門の美術館として1983年10月、土門の郷里である山形県酒田市に開館しました。土門拳の約7万点を収蔵。土門のライフワークであった「古寺巡礼」をはじめ、「室生寺」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」「風貌」などの作品を、その保存をはかりながら順次公開しています。記念館の建設には、土門拳と深い親交のあった芸術家たちが力を集結しました。グラフィックデザイナー亀倉雄策氏が入口正面に銘板とほかにポスター・チケットを、彫刻家イサム・ノグチ氏が中庭に彫刻とベンチを、華道草月流三代目家元勅使河原宏氏が庭園とオブジェを、それぞれに寄贈。この友情のプレゼントは、記念館の芸術的趣を一段と高めています。2009年には、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で二つ星として掲載されました。
所在地 | 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内) |
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開館時間 | 9:00〜17:00 ※入館は16:30まで |
休館日 | <4月〜11月> 無休 ※展示替えのため臨時休館する場合があります。 詳しくは土門拳記念館公式サイト、休館日カレンダーをご覧ください。 年末年始休業 <12月〜3月> 月曜日 ※月曜祝日の場合は、翌火曜日が休館となります。 |
アクセス | ■ JR「酒田駅」より ・タクシーで約10分 ・るんるんバスで約16分(土門拳記念館下車) ※るんるんバス酒田駅大学線をご利用ください。 |