
上原美術館は2017年11月3日、上原近代美術館と上原仏教美術館が一つとなり、誕生しました。多様な収蔵品の中核をなすのは、大正製薬株式会社名誉会長の上原昭二氏より寄付を受けた近代絵画コレクションです。印象派やマティス、ピカソ、安井曽太郎、須田国太郎、小林古径などを中心としたそれらの絵画は、個人コレクション独特の穏やかさや親しみやすさを感じさせます。また、上原氏の両親である正吉・小枝夫妻の寄付による仏教美術も、コレクションの特徴のひとつです。平安・鎌倉時代の仏像から、奈良時代の古写経、近現代の仏像まで幅広い仏教美術を収蔵しております。上原美術館は、これらのコレクションを中心に企画展を開催するほか、伊豆の古い仏教美術を紹介する活動を行なっています。また、専門家を招いての講演会や講習会、学校と連携した教育普及活動など、幅広い文化活動を通じて地域文化向上への貢献を目指しています。
所在地 | 静岡県下田市宇土金341 |
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開館時間 | 9時~17時(入館は16時30分まで) |
休館日 | 展覧会会期中は無休 展示替え日のみ休館 ※詳しくは上原美術館公式サイトをご確認ください。 |
アクセス | ■ 伊豆急「下田駅」から東海バス5番(松崎・堂ヶ島行) 相玉停留所下車、徒歩15分(バス乗車時間約20分) |