
棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年(昭和50年)に開館しました。校倉造りを模した建物は、池泉回遊式の日本庭園と調和し、落ち着いた佇まいは、季節の移ろいとともに四季折々の風情を感じさせてくれます。
2012年(平成24年)鎌倉市・棟方板画館を吸収合併したことにより、収蔵作品数は国内最多を誇ることとなりました。その充実した作品群から年4 回の展示替えを行い、<二菩薩釈迦十大弟子>を初めとするダイナミックな板画のほか、繊細な表現を見せる倭画(肉筆画)・ゴッホに憧憬した油絵・力感に溢れた書などの作品展示に加え、板木を含む関連資料など幅広く紹介するよう努めています。 また、展示室は「あまり数多くの作品を展示して、観覧する人々が疲れたり、作品の印象が薄くなったりするよりは、やや少なめの作品数でも一点一点をじっくり見て欲しい」という棟方の希望により、広さが決められました。
所在地 | 青森県青森市松原2丁目1番2号 |
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開館時間 | 4月- 10月/9時~17時 11月- 3月/9時30分~17時 |
休館日 | 月曜日 (祝日及びねぶた祭り期間8/2~8/7は開館) ※ 臨時休館する場合もございます。 |
アクセス | ■ JR「新青森駅」(新幹線)南口 ・市営バス①のりば「東部営業所」「県立中央病院前」へ乗車約25分 「堤橋」下車、徒歩約10分 ■ JR「青森駅」(在来線) ・市営バス駅前③のりば「横内環状-青森駅」「中筒井経由昭和大仏」などへ乗車約15分 「棟方志功記念館通り」下車、徒歩約4分 ・市営バス駅前②のりば「国道経由東部営業所」へ乗車約12分 「堤橋」下車、徒歩約10分 |