
中信美術館は、京都御所近くの静かな住宅街にあり、丸みを帯びたライト・フレッシュ(うすい橙色)の壁面、屋根は銅版葺の瀟洒な南欧風の外観を持つ洋館が、古いたたずまいが残る町並みに溶け込むように建っています。渦巻きの連鎖をモチーフにデザインされた門扉、中庭にいたる花や虫を配した 南欧風のイタリア製の鉄扉、地中海地方の遺跡を思わせる中庭の列柱、大理石の階段、大理石の粉を混ぜ込んだイタリア漆喰の白い壁など贅沢な内装も魅力の一つです。また周辺は京都御所、京都府庁、京都まなびの街生き方探究館、聖アグネス協会、樂美術館などが点在する、豊かな文化土壌を要する地域です。開館以来、京都府庁など周辺の施設と連携し、文化施設を「点」ではなく「面」の文化ゾーンとする「まちかどミュージアム」構想を実践しています。
京都の芸術文化の振興と継承を目的に運営しており、美術の創作活動を通じて京都府市民の精神文化向上に多大の功績があった人に対して「京都美術文化賞」を授与しています。
所在地 | 京都府京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136-3 |
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開館時間 | 10時~17時(入館は16時45分まで) |
休館日 | 月曜日、展示替期間 |
アクセス | ・地下鉄烏丸線「丸太町駅」徒歩10分 |