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上野の森美術館所蔵作品展
なんでもない日ばんざい!

千葉 美香 「神秘」 油彩 F100 2017年  

水面に差し込む光が乱反射することによって生み出される効果をうまくとらえている。女性の体はほとんどが透き通った水中にあり、清涼感と浮遊感を繊細な光で表現した秀作。

上野の森美術館

上野の森美術館所蔵作品展 なんでもない日ばんざい!

当館では1983年からこれまで38回開催してきた上野の森美術館大賞展の受賞作品を多数所蔵しています。今回、このなかから 「なんでもない、どこにでもある日常」 をテーマに、いま、こういう時期だからこそ見てみたいと思う作品を約80点選びました。 明るく楽しい気持ちにさせてくれるもの、おだやかな日常の情景、いつも変わらずそこにある街や自然、そして身近な人や風景からユニークな想像や思索を巡らせたものなどをグループにして構成しています。 会場には、同じく所蔵作品から、版画家・野田哲也が家族や日常の断片を日々記録した〈日記〉シリーズのうち約40点、そして秋山さやかが上野公園を題材に制作した作品を展示します。アーティストがごく身近な日常に向けた素朴で素直なまなざしのなかに、いまの私たちの心に響くたいせつなものを見出せるのではないでしょうか。
春日佳歩 「惨くて、美味しくて、」  油彩 F100 2020年 欲に対する罪悪感や嫌悪感、同時に存在するあっけらかんとした爽快感を写真的な極端な三点透視法で描き、インパクトがある。孤独を感じさせる場面、それを鷲掴みにするような大胆なカットと冷静な描写力が強烈な印象をあたえている。
野田哲也 《日記 1977年8月8日》 和紙に木版、シルクスクリーン 1977年 本展の「なんでもない、どこにでもある日常」のテーマのもと、日本を代表する版画家の一人である野田哲也の〈日記〉シリーズを特集展示します。身の回りの風景や家族を題材にした〈日記〉シリーズは、1968年から現在まで続く野田のライフワークであり、本展では当館が所蔵する1970〜80 年代の作品から約 40 点を前後期に分けて展示します。自身が撮った写真をもとに木版、シルクスクリーンなどで制作された作品には、家族の肖像、野菜や果物、買い物袋、ソファ、車窓からの眺めなど日々の生活や出来事を想像させるものが淡々と綴られます。作家自身の日常生活というきわめて私的な主題に徹しながら、それらは「なんでもない、どこにでもある」情景だけに、だれもが共有できる普遍性を持っているのかもしれません。   ■ 上野の森美術館 公式サイト
会期 2020年7月23日(木・祝)~ 8月30日(日)
会場 上野の森美術館
開館時間 10時~17時(入場は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし8月10日は開館)、8月11日(火)
入場料 一般1000円、大学生500円、高校生以下無料
備考 ・新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクの着用のうえご入館ください。
・入口で検温を行い、ご入館をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・入替制ではありませんが、1時間以内でのご鑑賞にご協力お願いします。
・当館内で新型コロナウイルスの感染者が確認された場合、上野の森美術館ホームページにその情報を掲出いたします。
・お客様ご自身におかれましては、当館への来館日時を記録し、適宜ご確認をお願いいたします。
・会期等に変更等ある場合は上野の森美術館ホームページにてお知らせいたします。
チケットについて この展覧会は日時予約制です
①10:00〜10:59 ②11:00〜11:59 ③12:00〜12:59 ④13:00〜13:59 ⑤14:00〜14:59 ⑥15:00〜16:29

ご来館前にあらかじめ下記(e+(イープラス)、ファミリーマート店舗)で日時指定券を購入のうえ会場にお越しください。美術館内の混雑緩和のため、会期中は入場制限をさせていただきます。

※入替制ではございません。 ※指定時間内にご入場ください。
アクセス
・JR「上野駅」公園口から徒歩3分
・東京メトロ、京成電鉄「上野駅」から徒歩5分