ピーター・ドイグ展

ピーター・ドイグ展

《ガストホーフ・ツァ・ムルデンタールシュペレ》 2000-02年、

油彩・キャンバス、196×296cm、シカゴ美術館蔵

©Peter Doig. The Art Institute of Chicago, Gift of Nancy Lauter McDougal and Alfred L. McDougal, 2003. 433. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120

東京国立近代美術館

ピーター・ドイグ展

■現代アートのフロントランナー、日本初個展!

ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家として知られるピーター・ドイグは、現代アートのフロントランナーとして世界的な活躍を続けてきました。1994年に名誉ある「ターナー賞」にノミネートされて以来、名だたる美術館で個展が開催されてきました。美術市場でも高く評価されており、彼の代表作のひとつ《のまれる》は、2015年のクリスティーズ・オークションで、約2,600万米ドル(当時約30億円)で落札されました。

 

■多様なイメージの組み合わせによる、人々の想像力をかき立てる絵画

ピーター・ドイグの作品は一見、幻想的で個人の想像力のみで生み出された光景のようにも見えます。しかしながら、それはゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景などの、多様なイメージの組み合わせによってつくりあげられているのです。例えば《スキージャケット》は、日本のニセコのスキー場の新聞広告をもとに描かれています。また、《ラペイルーズの壁》は、トリニダード・トバゴにある墓地の外壁沿いを歩く男性が描かれた作品ですが、作家曰く、小津安二郎の映画『東京物語』における「計算された静けさ」も念頭に置いて描いた作品とのこと。ありふれた既存のイメージや作家自身の経験が重なり、私たちの想像力を誘う、見たことのない風景がつくりあげられます。

 

■幅3メートル超のインパクトある大型作品

本展では複数の大型作品が出品され、なかには幅3メートルを超えるものもあります。単にサイズが大きいのではなく、スケール感があるのです。印刷物やスマートフォンでは伝わらないこの感覚を、ぜひ美術館で体感してください。

《若い豆農家》 1991年、油彩・キャンバス、186×199 cm、
ヴィクトリア・アンド・ウォレン・ミロ蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120

《ラペイルーズの壁》 2004年、
油彩・キャンバス、200×250.5cm、ニューヨーク近代美術館蔵
©Peter Doig. The Museum of Modern Art, New York. Gift of Anna Marie and Robert F. Shapiro in honor of Kynaston McShine, 2004. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120

《赤い男(カリプソを歌う)》 2017年、
油彩・麻、295×195cm、マルグリット・スティード・ホフマン蔵
©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120

 

■「ピーター・ドイグ展」公式サイトはこちら

会期 2020年2月26日(水)− 6月14日(日)
会場 東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
開館時間 10:00−17:00 金曜・土曜は20:00まで
(入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし3月30日、5月4日は開館)、5月7日(木)
観覧料 一般=1,700(1,500)円 大学生=1,100(900)円 高校生=600(400)円
※( )内は、前売券料金または20名以上の団体料金
アクセス
・東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口 徒歩3分
・東京メトロ東西線「九段下駅」4番出口 徒歩15分
・半蔵門線「九段下駅」4番出口 徒歩15分
・都営新宿線「九段下駅」4番出口 徒歩15分
・東京メトロ半蔵門線「神保町駅」1A出口 徒歩15分
・都営新宿線「神保町駅」1A出口 徒歩15分
・都営三田線「神保町駅」1A出口 徒歩15分