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イサム・ノグチ 発見の道

イサム・ノグチ 《黒い太陽》

1967-69年、スウェーデン産花崗岩、国立国際美術館蔵

©2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713

 

東京都美術館

イサム・ノグチ 発見の道

日本人を父に、米国人を母に生まれたイサム・ノグチ(1904-1988)は、東西の間でアイデンティティーの葛藤に苦しみながら、独自の彫刻哲学を打ち立てた20世紀を代表するアーティストです。20代で彫刻家コンスタンティン・ブランクーシと出会い、そのヴィジョンに決定的な影響を受けたノグチは、自然と通底する抽象のフォルムが生み出す世界を、生涯を掛けて追い求めました。ノグチは戦争によって、両親の祖国が互いに敵国になるという痛恨事を経験しており、平和への強い願いを込めた作品も残しています。本展では、類例なきつくり手による「発見の道」を辿りながら、ノグチの日本文化への深い洞察や、その今日的な意味を明らかにし、彼の彫刻芸術の核心に触れる機会にしたいと考えています。

○みどころ
1. 彫刻家ノグチの精髄に迫る
国内外の多数の大型彫刻をはじめ、およそ90件の作品が集結。さまざまな発見に道を歩みながら、「彫刻とは何か」を追求したノグチ芸術の精髄に迫ります。

2. かつてない“ノグチ空間”の体感型展示
光の彫刻「あかり」150灯のインスタレーションなど、3つの特色ある展示構成を試みます。「第1章 彫刻の宇宙」、「第2章 かろみの世界」、「第3章 石の庭」とまったく異なる空間の醍醐味をご堪能ください。

3. ノグチ芸術の到達点・牟礼の石彫群が初めて東京へ
香川県高松市牟礼町で制作された晩年の石彫群はノグチ芸術の到達点です。それらが牟礼のイサム・ノグチ庭園美術館の開館以降、同所以外でまとめて展示されるのは今回が初となります。

イサム・ノグチ 《ヴォイド》
1971年(鋳造1980年)、ブロンズ、和歌山県立近代美術館蔵、
撮影:齋藤さだむ
©2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713

イサム・ノグチ
©朝日新聞社

 

■ 公式サイトはこちら

 

会期 2021年4月24日(土)~8月29日(日)
会場 東京都美術館 企画展示室
開館時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
休室日 月曜日
※ただし、5月3日(月・祝)、7月26日(月)、8月2日(月)、8月9日(月・休)は開室
観覧料 一般 1,900円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 65歳以上 1,100円
※本展は日時指定予約を推奨します。詳細は特設WEBサイトをご覧ください。
アクセス
・JR上野駅 公園口 徒歩7分
・東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅 7番出口 徒歩10分
・京成電鉄京成上野駅 徒歩10分